Cloud-Native Relational Databases - JPOUG in 15 minutes #8

お知らせ

2019年7月23日(火)19:00、JPOUG in 15 minutes #8 @ エヌ・ティ・ティ・データ先端技術株式会社コラボレーションルームを開催します。JPOUG in 15 minutes #8 - Japan Oracle User Group (JPOUG) | Doorkeeper から、どうぞお申込みくださいませ。


そこで、わたしは、こんなお話をします。

「Cloud-Native Relational Databases」と かけて「Oracle Database」と解く。その心は「……」
「Cloud-Native Relational Databasesとは何ぞや ?」への端的な解と、SIGMOD 2019: Accepted Industrial Papers > Socrates: The New SQL Server in the Cloud で触れられている Oracle Real Application Clusters、Amazon Aurora、Azure SQL Database Hyperscaleの謎をささやかに解く試みです。

JPOUG in 15 minutes #8 | Japan Oracle User Group (JPOUG)

なぜそのような話を?

6月26日(水)、日本マイクロソフトセミナールームで データ分析プラットフォーム勉強会#4『Azure SQL Database Hyperscale(The New SQL Server in the Cloud)』 に参加しました。
Azure SQL Database HyperscaleとAmazon Auroraアーキテクチャ比較のお話と共に、「 Socrates: The New SQL Server in the Cloud , SIGMOD '19*1も読もう !」との お話があり。
後日、ざっと読んでみると、Oracle Real Application Clusters(Oracle RAC) と Amazon Aurora: Design Considerations for High Throughput Cloud-Native Relational Databases, SIGMOD '17に触れられていました。

さらに数日後、7月1日(月)、日本オラクルセミナールームで 恐るることなかれ! Cloud NativeリレーショナルDB特集!! - cndjp第12回『Cloud Nativeな技術でRDBの世界に挑む超意欲的な勉強会』 に参加しました。
明示はされていませんが、主に App Definition and Development - Database in CNCF Cloud Native Interactive Landscapeに掲載されているソフトウエアの中で関係データベース管理システムを“Cloud NativeリレーショナルDB”と定義されていたような話かと思ったら、こちらでも、Amazon Aurora、Azure SQL Database Hyperscaleのお話があり、更に Hyperscale (Citus) on Azure Database for PostgreSQLにも触れられていました。

その後、改めて クラウド環境に於けるクエリ実行時の資源調整機構を備えた高速データベースエンジンの試作に関する一考察なども再読し。

「Cloud-Native Relational Databasesって分類したほうが良いよね ? Oracle RACも説明に用いられているから、相違点とかまとめてみようかな ?」と思いたち。*2

簡潔にまとめるよう努めます。

*1:SIGMOD '19と言えば、このブログで何度か触れているAnastasia Ailamaki せんせいが、SIGMOD E.F. Codd Innovation Awardでした

*2:とはいえ、少なくとも Oracle Database, MySQL, Micorosoft SQL Server そして PostgreSQLという historical trend of the popularity ranking of database management systems のほぼ不動の上位4つ……いや4つに分類されているだけで実態はたった4つの話ではなく……

Oracle Databaseを中心とした座談会’19 – Oracle Code Tokyo 2019 #codetokyo19 #jpoug

2019年5月17日(金)にシェラトン都ホテル東京にて開催される Oracle Code Tokyo 2019 内17:15-18:00のB-4-5にて、会場参加型の「Oracle Databaseを中心とした座談会'19」をします。この時間帯は、MyNAとJava女子部とJPOUGに会場が開放され、そのうち一つの150名が参加可能な大きなお部屋でJPOUGとして座談会をする趣です。
Oracle Technology Network > Database > Articles > Viva Developer > JPOUGインサイド > JPOUG Tech Talk Night #4 レポート - Oracle Database 12cを中心とした座談会 - の“次回もお楽しみに。”の次回を、座談会と解釈してお待ちいただいていた方は、ぜひ会場で発言していただけるとうれしいです。そんな 5年間なんて一旦忘れ、これからのことで誰かと話してみたかったことがある、または思いついたことがあったら みんなの意見を聞くために利用する場にしていただいても良いかと思います。

そして、 Oracle Database 19c(19.3) for On-Premises Server Releasesが Linux x86-64を皮切りに利用できるようになりはじめました。
これを含む12.2リリースファミリ(12.2・18・19)を中心として、これまでの数年と近い将来の様々な技術の変遷を踏まえながら、ユーザーグループならではの談話を楽しめるようにと画策しています。

ぜひおこしください !

Oracle Database入学式 2019 – 保護者の方はご遠慮ください

告知ページ: Oracle Database入学式 2019 – 保護者の方はご遠慮ください | Japan Oracle User Group (JPOUG)
申し込みページ: Oracle Database入学式 2019 – 保護者の方はご遠慮ください - Japan Oracle User Group (JPOUG) | Doorkeeper

今年も「Oracle Database 入学式 」を開催します。ふさわしいと思われる方々へ、ひろくご紹介くださいませ。
そして、これまでに「Oracle Database 入学式 」に参加いただいたりして中上級者な おねえさんおにいさんのみなさんは、今春から新生活をスタートする方々を、暖かく見守っていただけますよう お願いします。

この写真を撮った 4年程前 *1に始めた「Oracle Database入学式」。
4年経ち、Japan Oracle User Group(JPOUG)コミュニティメンバの約20%は、このイベントへ申し込みしてくださった方々になりました。
JPOUGの5人に1人は、初心者のときからJPOUGがあったし、「Oracle Database入学式」をきっかけにして、JPOUGの他のイベントへ参加し始められたのですね。

これまで5回運営に関わってきて、「同じような質疑応答がなくて、毎回新鮮。」が印象です。
今回も、きっと、素朴な質問が生まれるのでしょう。

今年は、今までの 5回実施した各会場の概ね倍の広さの会場をお借りして、おなじみの渡部先生がオリエンテーションされます。
昨年までの雰囲気は、geechsマガジンで作成と掲載していただいた 2016年と2017年のレポート JPOUG | 検索結果: | geechs magazine を読んでいただければと思います。

*1:最初の年は最後に Oracle Database Entrance Ceremony - Touchdown を用いた小話もしていました