私的Oracle Database Release and Support Timelines集

なぜ


わたしは、これを応用して別の図が必要な時が多々あります。
本投稿は、その別の図の2024年12月11日時点での下書き集です。

図1:Premier Support期間中のみ、Long Term Releaseのみ*1*2


図2:11.2リリースファミリーから、Extended Supportのあった/ある/ある見込みのリリースのみ


図3:Oracle Database 11g Release 1(11.2.0.1)から最新リリースまで


工夫

兼ねることで生じるわかりにくさを反面教師として、目的別に絞り、簡潔にしています。
Zの法則にそったデザインにし、新しいリリースの情報から目に入るようにしています。この副次的な効果で、形がポジティブな右肩上がりになっています。
年の区切り幅は、不均等ではなく均等にしています。
同じ日を終端とする帯は同じ位置で終わるように、帯の長さを揃えています。
理解を妨げる隠し文字のようなギミックは、排除しています。
期間の最初は最も昔で2009年、最も未来で2034年にしています。
Oracle Database 11gリリース2(11.2.0.1)は2009年9月、同リリース11.2.0.4は2013年8月提供開始なため、帯の開始時期も この事実に基づいています。
Limited Error Correction(LEC)は、一部のプラットフォームへ提供されていたことと、今となっては言及する必要性がないと思われるために、除外しています。
Advanced Support ServiceであるMarket Driven Support(MDS)とUpgrade Supportは、Oracle Customer Success Servicesが提供する手厚いサービスの一部であり、それらのサービスの提供を受けていない方には本情報は不必要なため、除外しています。*3



この記事は、JPOUG Advent Calendar 2024 - Adventar 11日目の記事です。昨日、10日目は、@wrcsus4さんの CData Sync 高速差分レプリケーションの仕組み | コーソルDatabaseエンジニアのBlog でした。明日、12日目は、@nisshii0_tさんが執筆予定です。

*1:現時点では、現在パブリッククラウドのマネージドサービスで提供されているLong Term Releaseと同義です。このため、本来クラウドならこのパターン以外は不必要なはずです。

*2:Oracle Database 23ai for On-Premises Server Releasesは現時点ではリリースされていないため、Amazon RDS for Oracleに23.xはなく、21.xと19.xのみがサービス提供されています。

*3:Oracle Customer Success Servicesから何らかのAdvanced Support Serviceのサービスを受けている方々は、既に必要な情報は提供されています。