Oracle OpenWorld 2008で彼の講演に参加する機会に恵まれ、講演後に壇上で少しお話して、記念に一緒に写真を撮らせてもらいました。尊敬しすぎているために、緊張し、私の表情が硬いことに、その写真を見るたびに苦笑します。
どうして彼をそこまで尊敬するに至ったかをちょっと書きます。
一番最初に私が彼を強く意識したのは、ちょうど十年ほど前の 1999年の春頃、あることで彼にとてもお世話になりました。その頃の彼のことはSaar Maoz - DECUS San Diegoとかが探すと見つかりますが、この頃のプレゼンに使われた資料は保管して持っていますし、中には紙しかなくてボロボロになってもまだ持っているものも...
彼に最初に出会ったのは、その年の秋、Oracle OpenWorld 1999です。講演後に廊下で会い、一緒にいた方とお話をして、周りから見るとおかしなノリの握手をしたのを思い出します。私も彼も若かったんで。
次に会うときはもっと違うことで話のできるようになっていようと思いました。
彼が手伝ったと書かれているORACLE8Iバックアップ&リカバリ(原書名:Oracle 8i Backup & Recovery)*1は、見すぎでもうボロボロになっています...スクリプトが掲載されていて、書き写して、改良を重ね、原型とどめていないかもしれませんが、未だに現役で動いています。
それから更に時が経て...
最近の彼は、Homes in an Oracle Real Application Clusters Environment(Oracle Real Application Clusters 環境での Oracle ホーム)の著者であり、 Oracle Clusterwareインストレーション・ガイド 11gリリース1(11.1)*2、 Oracle Clusterware管理およびデプロイメント・ガイド 11gリリース1(11.1)、 Oracle Real Application Clusters管理およびデプロイメント・ガイド 11gリリース1(11.1)の各マニュアル原本協力者に名を連ねておられます。
他にも RAC SIG で
Uploaded | Author | Name |
---|---|---|
15-AUG-06 | Saar Maoz | RAC Installation and Configuration Best Practices Slides from live webcast on August 10th, 2006. |
と説明されている RAC_Install_Config_Webseminar-Aug06.pdf が見つかりますが、Welcome | Oracle Community のSession Archivesから彼の名前で探してみると、たくさん似たような資料が見つかります。
とにかくこうして長い間、ずっと、私がそれまでと違うことも始めても、がむしゃらになってやると、なぜかその先には彼がいる感じです。なんだか不思議な関係というか、妙なつながりを感じないわけにいかない人です。
9年経って、結局たいしたことも話せずに、写真だけ撮らせてもらったようなものですが...前よりはずっとお世話になっていますと言えました。彼に再会でき、講演の内容のここが新しいよねって言えた事で、更に新しいことに挑戦する意欲が沸いてきたことを忘れないよう、書いてみました。
I'll be back.
*1:http://www.shoeisha.com/book/pdf/200112/4-7981-0155-9-Oracle8iBackUP.pdf や http://www.seshop.com/book/preview/200011/488135454X-ora_bakrec.pdf で一部が見れます
*2:for AIX Based Systems、for HP-UX、for Linux、for Solaris Operating System