“「Cloud-Native Relational Databases」と かけて「Oracle Database」と解く。その心は「……」” - JPOUG in 15 minutes #8

JPOUG in 15 minutes #8内で、私が みなさんと行った“「Cloud-Native Relational Databases」と かけて「Oracle Database」と解く。その心は「……」”のふりかえりです。

はじめに

会場入り後、刻々と体調が悪くなり、意識が朦朧としている中で話しました。きっと輪をかけて話がわかりにくい状況でした。参加してくださった方々には、たいへん申し訳ありませんでした。
運営にあたる方々へも、ご迷惑をお掛け致しましたことをお詫びいたします。
そんな状況下において、真摯に耳を傾けてお聴きいただいた方々と的確なコメントをしてくださった方々へ感謝いたします。

セッション要約

CNCFの定義における「もたらすもの」と「実現するための抽象的な技術要素」に着目し、「何がCloud-Nativeか」を仮定しました。
「何がリレーショナルデータベース管理システムなのか」を仮定しました。
Database in CNCF Cloud Native Interactive Landscape には様々なデータベースがあるものの、Trail Mapには Vitessひとつ。ひとつのみでは、Databasesではありませんよね。

一方で、パブリッククラウドでは、各種のフルマネージドなデータベースサービスがあります。
それらの中で、先に説明したクラウドネイティブの定義で最も重きの置かれると思われるスケールアウト・インの容易さ度合いを明示しました。
これらに違和感がないかを会場のみなさんに確認しました。
その中の3つに触れている Socrates: The New SQL Server in the Cloudに記載されている特徴は、「Compute と Storageが分離し、それぞれが別々に拡張可能」です。
これを満たしているものは、Cloud-Native Relational Database Servicesとして良いと仮定しました。その満たしているもの、Amazon Aurora、Azure SQL Database Hyperscale、Oracle Real Application ClustersベースのOracle Cloud Database Servicesを並べてアーキテクチャの図示にて確認しました。

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ここまでのお話をまとめると“クラウドネイティブなリレーショナルデータベースとは、Compute と Storageが分離し、それぞれが別々に拡張可能。フルマネージドのデータベースサービスなら、Oracle Real Application ClustersベースのOracle Cloud Database Servicesと、Amazon AuroraとAzure SQL Database Hyperscale。”になります。
そして、これまで明示した全ての特徴を踏まえ、Oracle Databaseがクラウドネイテイブなリレーショナルデータベースかどうかと問われたならば ーー 「Oracle Database for on-premis systemsも、Oracle Real Applicationかつ構成によってはクラウドネイテイブリレーショナルデータベース」が結論です。

その後、この内容に対して、その場におられた著名なデータベース技術者の方々からコメントをいただきました。
会場内でも、いくつかご意見をいただきましたが、ご意見は、このツイートに尽きます。よって、この考察は、ひとつの解釈として特におかしくはないものと判断しています。

補足

一旦ひとつの解釈を形にした試みと捉えていただけると幸いです。Oracle Databaseをあえて避けて解釈するのは不自然だから、何かしらの解釈を示しました。それだけのことです。
この話で触れた Vitessは @cotoc88さん、その他に今回はあえて触れなかった Database on Kubernetes の話は @tzkbさんが、積極的に様々な情報を発信されています。これらに ご興味のあるかたは、このお二人からの情報を追いかけてみてください。
なお、Kubernetesで容易に扱えるDatabaseや、Public Cloudの DBaaSは、これから更に増えます。それらの中で何が本質的にクラウドネイテイブなリレーショナルデータベース管理システムなのかは、みなさん自身で見極めてみてください。

また、こんな話だったら、「むずかしく考えずに、ここを読むといい」といった情報がありましたら、本投稿へコメントしていただけると うれしいです。